「新日本の再建は我々青年の仕事である」と宣言し、1949年9月3日に青年会議所運動が日本に誕生してから55年目を迎えました。
この節目となる本年は、この国の将来を若い感性で考え、国民の先頭にたち、言っているだけではなく実現に向けた具体的な一歩を踏み出して行こう、そんな思いから『「動かそう!地域社会 創ろう!活力ある日本」 一人の声から、一人の熱意から、一人の行動から』をスローガンに掲げて活動・運動をスタートしました。
昨年末から動き始めた「憲法改正手続としての国民投票に関する法律及び国会法の改正など所要法令の早期成立」に向けた運動を、署名活動を中心に展開致しました。各政党へも足を運び、自民党では安倍幹事長(当時) 、民主党では菅代表 (当時) と直接話をすることが出来、私たちの運動へのご理解を頂きました。11月には国会に請願として提出致しました。政策提言から政策実現に向けた一歩を象徴する運動となりました。
公開討論会においては参議院議員選挙、各区長選挙、そして今も避難生活を余儀なくされ通常選挙の行うことの出来ない三宅村村長・村議会議員選挙公開討論会を開催致しました。「政治家を選択する権利」と「政治家に信託する責任」を強調し、個人の意識改革の喚起と、現行での公職選挙法の見直しを訴える機会となりました。
23区の地区委員会が30年目を迎え、それぞれ地域に根ざした活動、運動を振り返ると共に、合同委員会も積極的に開催され、多面的に地区委員会のあり方を考える年となりました。今後も地域に必要とされる運動を若い感性で考え、行動に移していきます。
これまでのJC運動の検証を行う一年でもあり、運動の公益性をはじめ多面的に検証しました。運営改革も積極的に行い、メンバー数減少に伴う予算見直し、事務局改革など数年に亘り議論してきた問題に着手しました。また、総務機能、広報関係においての前進は飛躍的でありました。
わんぱく相撲では第20回全国大会を開催し、秋篠宮両殿下に御成り頂き、盛会に開催することが出来ました。効率的な大会運営を目指した運営改革を実行し、東京都大会においても東京ブロック協議会との共催により新たな大会構築を行うことが出来ました。
各政策分野では「政策提言から政策実現」を目標に、これまでの提言終局型の運動から提言実行・実現型の運動へシフトし、その中から教育分野においては「学校講師派遣システム」の構築・実行、構造改革特区制度への取り組み
( 経済 ) 、地域少子化問題への取り組み ( 福祉 ) 、行政パーソーンズミーティングを軸に環境行政のあり方への問題提起、NPO分野においてはこれまでのNPOアワードを東京23区から東京都全域に対象を広げ、また公益法人改革へ向けた取り組みを行いました。
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| 12月例会(クリスマス・卒業式例会)で挨拶に立つ古谷理事長 |
国際分野においては、国際貢献ミッション(中国)、ソウルJC50周年、ASPAC(マレーシア)、国連NGO会議(ニューヨ−ク)、そして多くの歴代理事長にもご参加頂いた30周年記念訪中団と海外へ出向くことも多く、4年ぶりに国内開催となった世界会議福岡大会では東京JCからも多くのメンバーが参加する機会となりました。
本年度重要テーマであった政策連携では、23区区長と理事長対談を行い、地域の首長と直接話をすることにより私たちの政策提言や運動を直接伝えること、また、地域の諸問題についても様々な議論をすることが出来ました。経済同友会、東京商工会議所、ニュービジネス協議会など様々な団体と多くの意見交換を行い、運動の広がりを見せた一年となりました。
あるべき姿を言っているだけでは何も変わらない。しかし、あるべき姿に向けて「今、私たちに出来ること、JCがすべきこと」を、信念を持ち行動に移して行けば必ずや社会変革を巻き起こせてゆける筈です。「一人の声から、一人の熱意から、一人の行動から」成し得てゆくのです。
創始から55年、今新たに「新日本の再建は我々青年の仕事である」。
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