社団法人東京青年会議所 日本の未来を真剣に語り、本気で動こう〜 使命感と勇気で社会を変える 〜 JCI

所信



 
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社団法人東京青年会議所理事長所信
2006年度理事長 高橋 克之

〜日本の未来を真剣に語り、本気で動く〜義務感から使命感へ


<国家存続の危機に向かう根源は>

高橋克之君 経歴
スティーブン・R・コヴィー博士(「7つの習慣」著者)は、人の成長モデルには次の三段階を経ると述べています。1.依存:誰かの助けを必要とする段階 2.自立:自分で考え、自分で行動し、自分でその結果を受け入れることができる段階 そして3.相互依存:孤独な自立にとどまらず、自立した者同士が新たな高みに向かって相互に依存しあう段階の三段階です。
この国に蔓延する他人依存や無関心はまさにお任せ民主主義であり、成長モデル1でしかありません。さらにお任せしながらも自らの自由や権利のみを主張する無責任民主主義も蔓延(はびこ)っています。依存、無関心、無責任が主流の国民で構成されるこの国は、独立国家の体を成しているとは言えません。近い将来に破滅するのではないかと本当に危機を実感するのです。

<地域の自立、市民の自立を加速させる>

そうした課題を解決していくためには、私たちが推進してきた地域主権型社会をさらに進化させ、自立を加速させる必要があります。
例えば各地域への大幅な権限委譲は地域間の競争を促します。地域における市民の社会参画が無ければその地域は衰退を辿るため、市民も行政にお任せという訳にはいかず、責任と覚悟を持つことになります。「参画は義務である」という受動的な行動から、「参画は使命である」という自らの意思による能動的な行動に変えるのです。
市民の声が社会に反映されるシステムや、行政の担い手となる市民団体を支援するシステムを構築すると共に、官の役割を削減させるなど抜本的な財政再建を伴う行政改革に繋げることが重要です。
政策の視点を地域主権型社会の確立に置き、その実現を目指した国家に対する政策提言と、市民主導による行政改革の実現を目指した具体的な地区の運動といった、両輪の展開を行います。これらの展開により行政に依存したり政治に無関心となったりする市民の意識を変革し、真の民主主義、真の国民主権を目指した地域の自立、市民の自立へと加速させます。



<活力ある未来へ 23区を本気で動かす>

この国が再び希望に溢れる未来を期待させてくれるとしたら、その源泉は人々の活力ではないでしょうか。個が重視され過ぎて、人との関わりやお互いの思いやりが失われている昨今、身近な地域に参画する機会を通じて知る協力やつながりの大切さや貢献する喜び、そして自らの可能性と社会が変わる実感が活力に繋がると信じます。
そのような参画を推進する際に、我々がなぜ区民の社会参画を掲げているのか、なぜ地域主権型社会を推進しているのか、この地域をどのようにしたいのか、本気で伝えなければなりません。そして、具体的な手法を共に考え、実践するのです。
自立した地域を創造するためには、我々の活動基盤である23区における具体的な運動が大切です。NPOなどの市民団体と連携し、区民や行政を動かす必要があります。その時動く人たちは、孤独の自立者ではなく新たな高みに向かった自立した者同士の相互依存と思いやりがベースとなることでしょう。希望に溢れる活力ある未来への第一歩です。



<我々の使命 変革の能動者として>

私たちが社会から求められていることは何でしょうか。私たちだからこそ出来ることは何でしょうか。他の経済団体とも違う、ボランティアやNPOなどの市民団体とも違う我々の存在意義は何でしょうか。その答えは我々の特性から導き出されます。
一つは公正中立な立場であるという姿勢が挙げられます。メンバーが個人として所属する他団体での主張や支援する政党などはあるでしょう。しかし、東京JCとしての姿勢はどこにも属さない公正中立な立場です。特に政治に対しこの姿勢であることは、利権や癒着、特定の権利のみを求めない我々の立場を明確にします。真剣にこの国の未来を、行方を考え、あるべき姿を、原理原則を愚直なまでに正論で訴える団体なのです。
二つめは、単に提言するだけでなく自らが先頭を切って行動する団体という姿勢です。先輩が築き上げた信頼を基礎に、他団体や行政との連携も迅速に出来ます。政策を実現する具体的な手法を実践することが出来る数少ない団体です。
三つめは、40才を定年とするキープヤングの構成であり、30年後にも自らが活躍出来る責任世代の団体であることです。
以上の特性から我々は現場対処的な視野ではなく、この国のあるべきかたちを追及し、新たな国家像を見据えた未来志向の政策で、時代の後を追う運動ではなく時代に先駆けた運動を展開するべきです。青臭く尖った意見でも、正論として訴える姿勢が存在意義と言えるでしょう。そして過去の経験を踏まえた行動を実践していくのです。
前例の継続、あるいは先送りという繰り返しで時代が流れ、いよいよ問題が山積してきました。このまま次の世代に渡すことは出来ません。パラダイムチェンジを先導する使命感と責任感を持った変革の能動者たらんとする我々の運動こそが、今の時代に求められているのです。



<今こそ責任世代の代表として>

そもそも、あるべき姿は何なのか?(原理)その為にどうするべきか?(原則)という原理原則を明確に提示できれば、改革の必要性も理解されるのではないでしょうか。そして自ずと市民がやるべきことも見えてくるのではないでしょうか。自分達の自由と権利を訴えているだけでは、この国は破滅への道を歩み続けます。その歩みを止め、豊かな国を創造する新たな道筋を示すのが、責任世代である我々青年会議所が行うべき未来へのコミットメントなのです。今に、批判されることは臆せず、将来に、批判されることを恐れましょう。
我々青年会議所は新日本の再建という大きな仕事を掲げ、しがらみに囚われず、常に未来を見据え、本質を追究した変革と創造の能動者でなければならないのです。
いつの時代も本気でやるべきことがあります。それは活力ある未来へ向けた責任でもあります。
私は第57代理事長として、高い志と強い覚悟を持ち、魂を込めた全力の情熱で、メンバーと共に行動していきます。



変革の能動者が新日本を再建する 〜使命感と勇気で社会を変える〜



東京青年会議所 次年度理事長予定者 高橋克之君 経歴


 
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