木嶋理事長代行らニュービジネス協議会へ



 中小企業やベンチャー企業の育成を目指す社団法人関東ニュービジネス協議会(会長・池田弘・元新潟JC理事長)が主催する講演会と懇親会が6月1日午後、東京・紀尾井町のグランドプリンスホテル赤坂(旧赤坂プリンスホテル)で開催され、招待を受けた木嶋正佳理事長代行(副理事長)と鶴ヶ谷篤史副理事長が出席しました。
 講演会では、産業再生機構の前社長で、今月22日付で東京証券取引所社長に就任する斉藤惇氏が演壇に立ち、「日本の経営問題と資本市場」と題して1時間にわたり、企業経営について語りました。
 斉藤氏は産業再生機構で数多くの企業再建を実現した経験に基づいて、企業は人間による組織であり、社会的存在であることを強調した上、経営者の社会的責任の重さや法令順守の重要性を説きました。また、企業の経営不振や倒産については「地域や業界からの存在価値を認められなくなった結果によるもの」と指摘、常に消費者や地域経済からのニーズに対応していく経営姿勢の重要性を強調しました。
 さらに、斉藤氏はオーストリア出身の米国の経営学者、ピーター・ドラッガーの言葉を引いて「労働者はコストではなく資産」と断じた上、「労働力を生かすも殺すも経営者次第」などと、経営者にとっては厳しい教訓を披瀝しました。
 また、かつてはわが国の企業で一般的だった終身雇用制について「大変良い制度」と評価する一方、「年功序列や縁故は有害」とし、時代に要請に即した新しい形態の雇用方法が必要だと述べました。
 講演会の後、木嶋理事長代行と鶴ヶ谷副理事長は懇親会場に移動し、斉藤氏と名刺を交わして挨拶したほか、ニュービジネス協議会の全国組織である社団法人日本ニュービジネス協議会連合会の志太勤会長やJCの先輩でもある池田会長らと和やかに懇談しました。(了)

  社団法人日本ニュービジネス協議会連合会の志太勤会長
社団法人日本ニュービジネス協議会連合会の志太勤会長

産業再生機構の前社長 斉藤惇氏
産業再生機構の前社長 斉藤惇氏



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