目黒落書きバスターズのご報告


今回の事業では、まず講師から「われ窓理論」や身近な事例を引用して、落書きを消す地道な作業を繰り返し行い、美しい街づくりを図ることが、犯罪を抑制する効果やモラルの向上に大きく影響があることについて、小中高の学生から高齢者までの幅広い参加者に分かり易く伝えた。実際の活動においては、参加者全員で力を合わせて落書き消しを行うことは、世代を超えた市民間でのコミュニケーションを生むきっかけとなり、自らの手で美しい街づくりの具体的な行動に移すきっかけを示すこができた。当初落書きを消す予定箇所についても、今回JCが動いたことで開催予定場所が変更になるという思わぬ事態が発生した。これは、管理者から「以前から落書き消しを計画していたが、今回のことをきっかけに自分たちで消したい」と直前に申し入れがあっためであり、もう1箇所は、開催場所の所有者が居住者だけではなく別な場所に在住する親族でもあり、居住者からは応諾を得ていたものの、この別居の親族から自分たちで消したいとの申し出があったためである。これも、市民自らの手で美しい街づくりする具体的な行動に移すきっかけとなった事例であり、今回の事業が周辺に与える影響は当初の想像を超えて大きいものであったと考える。今回は落書き消しを実施した翌日に再度落書きがされるといった事態になったが、事業に関わっていた方や、見学をしていた方の通報により、犯人が逮捕されるという良い結果になり、市民の意識向上に大きく働きかける事業であったと言える。

 



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