政策委員長のコメント

東京JCの、6政策委員長(政治行政政策、経済政策、教育政策、福祉政策、環境政策、国際政策)より、
コメントを発信して参ります。

第1回 定額給付金について
経済政策委員会 松永潤一郎

経済政策委員会
松永潤一郎

今回の定額給付金についていよいよ可決され運用される事が決まった。
この法案の是非については色々な意見があり今ここでそれを問うてもいまさら仕方ない事だと思う。ただ感じる事は特に日本の政策においてスピードというものをもう一度考え直してほしいと思う。「スピード」はそれ自体が政策であると思う。
「時は金なり」「機は熟したり」等古今東西「時」に関することわざは多い。どんな政策や手立てもその「時」を大切にしなければ、どんなに良策でも駄策になってしまうし、 どんな駄策でもタイミングが合えば結果として良策になってしまう事もあるかもしれない。
株や為替も心理戦とよく言うが決して国の介入そのものが為替をコントロールしているのではなくその中央銀行の姿勢が市場に影響を与え、さまざまな政策や手立てが株式市場に影響を与えている。
例えて言えば今回の定額給付についてもここまで景気が落ち込む前に実行されていたら、もしかしたら効果的であったかもしれない(これからでも効果的かもしれないが・・・)しもしかしたら消費マインドの落ち込みもここまでいかなかったかもしれない。GDPで0.1%の押し上げ効果というが相乗効果で実質的にはもっと効果が出たかもしれない。
そこで日本の政治家に持ってほしいのはせっかく日本人が持っている武士道をもっと大切に重んじて失敗したら腹を切るくらいの覚悟でやってもらいたいと思う。それくらいの意気込みがあったらもっと早く実行できたかもしれない。もし失敗したら潔く退陣し(やり逃げや一か八かでは困るが)責任を取るつもりがあればきっといい政策が生まれているのではないでしょうか?
今回も実行が決まったのだから、さまざまな問題があるようだが是非今からでもその「スピード」を実行してもらい景気回復の一助になるようにしてほしいと切に願う。