
今年の10月、いよいよ2016年の夏季オリンピック・パラリンピック開催地がデンマークのコペンハーゲンにて決定します。東京青年会議所には開催計画を示した立候補ファイルが事務局の方に送られてきました。
開催地候補としての弱点であった「市民からの支持率の低さ」も平均の支持率は70%を超え、4月にあるIOC評価委員会の現地調査に向けて準備は着実に進んでいるようです。
東京青年会議所もオリンピック・パラリンピックの招致活動を支援する立場を取っていますが、「経済浮揚」や「若者に希望を!」と言った直接的な目的の他に、招致活動を通した社会運動に焦点を当てています。
例えば、前述の「市民からの支持率」ですが、東京の支持率は他の候補地に比べ極端に低かったと聞きます。ちなみに過去の開催地レースでも東京のような世界都市レベルでも80%近い数字が普通の数値です。この数値を見るだけでも、地域コミュニティーの希薄さ等、今の東京の問題が浮き彫りになると思います。
「日本だから、できる。あたらしいオリンピック!」の裏には、安藤忠雄氏の推奨する<東京公園化計画>や<風の回廊>といった大規模な都市計画以外にも我々市民で出来るオリンピックを利用した社会運動がたくさんあるはずです。
豪華に消費するだけのオリンピックは過去のもの、新しい豊かさの中で見出すオリンピック。「経済の中心地であり、人々が住みやすく、集いやすい都市、東京」、この目的を推進していく上でも、オリンピック招致は大切な運動だと思っています。
私たち都民も一体となって、この運動を盛り上げて参りましょう。

