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2009年度理事長 栂野慶太

皆さん、パラダイムシフト・パラダイムチェンジという言葉をご存知でしょうか。
マーケティング等を学んでいると出てくる言葉ですが、根本的に非連続的に分野が変わってしまうことです。良く使われる例えが、天動説と地動説。天動説が常識の時に、天動説をベースにした理論があっても、根本の理論が地動説に変わってしまうとまったくその派生的な事が役に立たなくなってします事を言います。
私なりの例えでは、ガソリンでパワーが出れば出るほど車が売れた時代、環境を大切にするというマーケットに変わり、ガソリンの使用や馬力を上げる技術がまったく役に立たなくなってしまうことです。

 

私は、今の社会運営にもパラダイムシフトが起きていると思っています。この社会の運営がかつて政治家や役人、大企業が結託して行われていた時代から、市民一人ひとりで行う時代になって来ています。NPOの増大も、社会企業家と呼ばれる人たちの存
在も、そんな成熟した社会環境から生まれて来ているのでしょう。

 

そう、私達一人ひとりがしっかりと社会的な正義感を持って、社会に参画していく事、それがより良い社会を生み出していく上で大切なのです。しかしながら、私達ひとりではなかなか行動は起こせません。やはり、私達が主体的に行動を起こすには、青年会議所やNPO等に属して、個人の力を何倍にもして活用していく事が理想的なのでしょう。

 

そして、集団になると忘れがちなのが、個人個人の覚悟です。社会を変えようと思ったとき、団体にも個人にも、「変えないようにする力」が圧力として強く掛かって来る事が多々あります。「少しでも次世代の為に良い社会を創ってあげたいな」、そんな気持ちの後ろには強い信念が必要なのです。