
本年、9月3日、いよいよ東京青年会議所は60周年、60歳の誕生日を迎えます。
60歳、人で言えば生まれ変わりを表す還暦と重ね合わせると、特別な周年であると思っています。
その60周年を祝って、同日9月3日に記念式典を開催いたしますが、その式典に関して侃々諤々と意見が交わされました。特に「伝統と革新のどちらを大切にしていくか」の議論は非常に難しいと感じています。
今年、活動や運動を展開していく上で、東京青年会議所というネームバリューに助けられる事が多々ありました。これは、今まで60年の実績の歴史であり、東京青年会議所の持つ伝統の一つだと思っています。
しかしながら、この伝統を先輩からの預かり物として、ただ後輩に引き継いで行こうと思えば、組織的な硬直や成功体験による自由な発想の喪失等、組織としての質の低下が起こってしまうことが危惧されます。
これは持論ですが、仕事も組織の体制も現状維持、水平飛行はあり得ないと思っています。仕事に例えれば、常に変化や革新を持って上昇飛行を目指すことによって始めて水平飛行が可能であり、今を維持しようとすれば、営業マンも人間として必然の失敗や、お客様の飽き等もあり、下降線を辿ってしまうのではないでしょうか。
「伝統と革新のどちらを大切にしていくか」に関しての私の意見は、伝統を持って活動させていただいている自分達は先人達への感謝・尊敬の念は忘れず、フォロワー(後からくる人)の為には、自分達が犠牲に成ってでも何かを革新し、渡して行くことだと思いました。
考えとしては、伝統や組織は、過去からの預かり物ではなく、未来からの預かり物なのだと言う感覚が大切だと思っています。

