平成六年度(1994年)、廣川隆一理事長は「時代(とき)の旗手青年として真実と未来を見据えて行動する―グループダイナミズムの追求―」を基本理念として揚げた。 これは戦後の日本がかつて経験したことのないような厳しい経済環境の中で、青年経済人としてまた青年会議所会員として、変革の担い手としての責任を果たしていかねばならないという思いの表れであった。 また基本方針として「地球市民意識の高揚と運動」「社会的責任の自覚と運動」「LABO―JC構想の推進」「人と組織を活かすシステムづくり」を揚げ、この年の運動目的とした。
七月は「社会貢献・向こう三軒両隣り」をテーマに、映画「男はつらいよ」シリーズ監督の山田洋次氏と落語家の三遊亭鳳楽師匠を講師としてお迎えし、東京人が本来持っていた互助意識を再確認し、社会貢献とは何かを考察した。 同月には、日本経済のアジアに対する社会貢献の在り方を模索するため、第三回アジア経済ミッションをシンガポールで行い、アジア経済における華僑経済の影響と現状を貿易・物流を通して調査した。 また同月には、二十三特別区の枠組み見直しなどを含めた東京の都市問題の政策提言が発表された。 八月にわんぱく相撲の第十回記念全国大会が両国の国技館で開催された。
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