
公開討論会
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JC運動における公開討論会の位置付け
社団法人東京青年会議所は、2000年の衆議院議員選挙の際に主催者として公開討論会を開催し、各選挙区における立候補予定者の方々にお集まりいただき、その政策などを語っていただきました。その後、2001年に行われました都議会議員選挙・参議院議員選挙の際にも主催者として各選挙区において公開討論会を開催して参りました。2000年の衆議院議員選挙公開討論会の開催以前からも、当会議所のメンバー有志が中心となり、各政党の党首・政策担当者を集めた公開討論会や都知事選挙公開討論会を開催してまいりました。我々は、公開討論会の開催が、我々の様々な青年会議所運動の中でも、重要な運動の1つであると考えております。 それは、当会議所は公益社団法人として「明るい豊かな社会」作りを目指し、今年は「今再び、変革の能動者として」を年間スローガンとして種々の活動を行っておりますが、「明るい豊かな社会」を築くためには、市民一人ひとりが志民として、政治に能動的に参加し、この社会の変革に参加していくことが重要であると考えているからです。そして、公開討論会は、市民一人ひとりに対して、志民としての能動的政治への参加を促す上で有用な方法であると考えているからです。
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なぜ「公開討論会」?
いま政治離れが叫ばれ、市民は自らが主権者であることをともすると忘れ、政治を他人事として捉え、政治に対する関心を失いつつあります。これは、投票行為というもっとも重要な政治への参画において、自らの一票では何も変わらない、また誰に投票しても社会は変わらないという諦念、そして政治が自分たちとは関係のないところで行われているという政治に対する関心の希薄さに起因するものと考えられるところです。
しかし、そのような諦念や無関心は、社会を衰退へと導きこそすれ、個々人の活力に満ちた豊かな社会の創造へと向かうことはありません。たしかに、いままでの選挙運動では、政策が語られる前にただ立候補者の氏名が連呼され、立候補者がどのような人物で、どのような政策を有するのかを直接知る機会が少ないまま投票日を迎えるということにならざるを得ませんでした。これでは、市民において、立候補者が自らの代表となる候補者なのだと観念することは極めて難しいと言わざるを得ないでしょう。当青年会議所は、立候補予定者にお集まりいただき、われわれが立候補予定者に対してお聞きしたいことを直接公開の場でお聞きし、その政策を自らの言葉で直接語っていただき、時としてはその政策についての議論をお互いにしていただくことにより、よりその立候補予定者の方々の政策や人柄を市民に直接感じ取っていただくことができ、主権者としての1票を主体的に行使していただくことができる、選挙に際しての公開討論会の開催は不可欠であると考えています。
私たちは、公開討論会については、終局的には市民の手による自由な開催が行われるべきであると考えていますが、現時点においては公開討論会の開催を定着させ社会的に十分な認知を得る為にも、公益社団法人である我々青年会議所の責務であると考えていますし、また、政治的に中立の立場を常に保ってきた我々だからこそ、公開討論会に関しても公正・中立な開催を行いうるものと考えています。
また、単なる氏名の連呼による選挙運動ではなく、各立候補予定者の方々に具体的な政策を語っていただくことにより、まさに政策によって代表者が選ばれる選挙が行われ、その結果、市民に支持された政策によって選ばれた代表者が政治を担うことにより、政策誘導による社会の実現へと繋がるものと考えおります。 これは、まさに当青年会議所が目指す「明るい豊かな社会」の実現に繋がるものです。
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「公開討論会」の目指すもの
現在、公開討論会の開催については、公職選挙法上、例えば告示日以後においては立候補者が合同で主催する立会演説会しか許されていない、つまり立候補者以外は開催することができないとか、あくまでも政治活動であるため公約に関する質問をすることができないなど様々な制約があります。
主権者たる市民が、立候補者の政策などを直接聞くことができる場を自らの手で自由に設けることができることは、志民社会の形成の上でも重要なことです。当青年会議所は、公開討論会の開催を通じてその重要性を市民の皆様や政治を志す方々に広く知っていただき、公開討論会の開催が市民の手によってより自由に行い得るよう、将来的には公職選挙法の改正をも視野に入れて、積極的な運動展開を図っていきたいと考えています。
公開討論会開催の案内に接しましたならば、是非とも開場へ足をお運び下さい。そして、我々の代表者としてどなたが相応しいのか、その目で確かめ、その政策に耳を傾けてください。単に選挙公報を読むだけでは、あるいは街頭演説での一方的な話を聞くだけでは得られない、貴重な情報が、新鮮な驚きがそこにはあります。そして、志民としての1票を、私たちとその子供達の豊かな明日のために投じていただきたいと念じています。この国の未来は私たち自身の選択の上にあるのです。
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